2025.03.06
ビットコイン始め方・買い方【保存版】仮想通貨初心者向けおすすめ4つのステップ
ビットコインは2024年2月に1BTC=1,000万円を超えて話題になりました。
また、2024年12月には1BTC=1,600万円を突破したことで、さらに投資対象として人気が広がっています。
仮想通貨投資に興味はあるものの、「始め方が分からない」、「損をしないか不安」という声をよく耳にします。
ビットコインをはじめとする仮想通貨投資は、まだ馴染みの薄い方も多いでしょう。
ビットコインを購入するには、銀行や証券会社などの金融機関では取り扱っていないので、仮想通貨専門の取引所での手続きが必要です。
しかし、ビットコインは大手から中小までどの取引所でも扱っているので、どこの取引所で取引するか迷ってしまうかも知れません。
このページでは仮想通貨初心者の方でも、分かりやすくビットコイン投資を始められる情報をまとめて解説しています。
目次
- 1 初心者でも簡単!ビットコインの始め方・買い方
- 2 ビットコインを買う・始める取引所の選び方
- 3 ビットコインを始める初心者におすすめの取引所ランキング【2025年版】
- 3.1 Coincheck(コインチェック)は国内暗号資産アプリDL数No.1
- 3.2 bitFlyer(ビットフライヤー)は各銘柄を1円から取引可能
- 3.3 楽天ウォレットは最短即日で口座開設可能、楽天ユーザーに最適
- 3.4 LINE BITMAX(ビットマックス)は仮想通貨貸出サービスがありLINEで便利に利用できる
- 3.5 GMOコインは手数料無料で取引に余計なコストがかからない
- 3.6 SBI VCトレードは初心者でも使いやすいシンプルな画面で取引できる
- 3.7 BitTrade(ビットトレード)は安全性が高く費用負担も心配なし
- 3.8 BITPOINT(ビットポイント)は将来性が期待できるアルトコインの取扱が多い
- 4 「ビットコイン」とは仮想通貨の一種で現物がないデジタル通貨
- 5 ビットコイン・仮想通貨の取引方法
- 6 おさえておくべきビットコイン投資のメリット・デメリット
- 7 ビットコインの価格推移を把握し買い時を見極める
- 8 2024年の価格推移
- 9 ビットコインを買う上での知っておきたいコツ・ポイント
- 10 ビットコインを買った後に管理する「ウォレット」とは
- 11 ビットコインを売却するには
- 12 ビットコインの始め方・買い方に関するQ&A
- 13 【まとめ】総合的に判断して自分にあった取引所を選ぼう
初心者でも簡単!ビットコインの始め方・買い方
仮想通貨のビットコイン取引を始めるのにおすすめの仮想通貨取引所と、ビットコインの始め方・買い方の下記4つのステップについて解説します。
- 取引業者に口座開設の申込む
- 二段階認証の設定
- 日本円を入金する
- ビットコインを購入する
ビットコインを始める前に、暗号資産取引所で専用の口座を開設する必要があります。
初めてビットコインにチャレンジする方の場合、始め方が分からないこともあるでしょう。
初心者の方でもわかりやすいようにビットコインの始め方をまとめました。
【STEP1】取引業者に口座開設の申込みを行う
利用する取引所が決まっても、いきなり購入することはできません。
ビットコインを手に入れるには、まず専用の口座を開設することが必要です。
口座開設の流れをかんたんにまとめると以下のとおりです。
- メールアドレスとパスワードを登録する
- 二段階認証の設定をする個人情報を登録する
- 日本人確認書類のアップロード
- 顔写真の撮影
- 銀行口座を登録
- 査完了の連絡が入れば完了
口座開設に必要なモノ・書類
口座開設にあたり、必要になる書類は取引所によって異なります。大まかにいえば以下のようなものが必要です。
- 取引に使うスマホ端末
- 本人確認書類(運転免許証、個人番号カードなど)
- メールアドレス
- 銀行口座
運転免許証等の必要書類はスマホに搭載されたカメラで撮影し、専用フォームにアップロードするだけで完了です。提出の手続きはすべてネットだけで完結できます。
【STEP2】二段階認証の設定
口座開設の申込みでは、二段階認証の設定を合わせて行うのが一般的です。
二段階認証とは、取引所にログインする際に二段階のパスワードを入力することです。
自分で設定するログインパスワードに加えて、認証アプリを使ったコードに2種類で確認を行います。毎回のログインは面倒になりますが、安全性が一気に高まります。
上記の手続きで提出内容に不備がない場合、3日から1週間程度で本人確認のためのはがき等が発送されます。書類に記載されているシリアルコードを入力すれば、口座が有効になります。
【STEP3】日本円を入金する
口座が使えるようになったら、ビットコインを買うために必要な日本円を入金します。入金方法は取引所によって異なりますが、主に以下の3つです。
- ATMからの入金
- 二段階認証の設定をする個人情報を登録する
- コンビニからの入金
なかでもおすすめは、インターネットバンキングを利用する「クイック入金」です。ネットで完結するために外出する必要がなく、ATM入金やコンビニ入金にかかる手数料も必要ありません。
【STEP4】ビットコインを購入する
日本円を入金すれば、いよいよビットコインを買うことができるようになります。取引所にもよりますが、以下のような手段でビットコインを手に入れられます。
- 取引所取引
- 販売所取引
- レバレッジ取引
初心者におすすめなのは「取引所取引」と「販売所取引」です。
取引所取引はユーザー同士で取引する方法です。
売買区分で「買い」を選択し、購入したい数量と日本円の注文レートを入力して注文をかけます。
リアルタイムに取引価格が変動する大変さがありますが、コストをできるだけ抑えたい方におすすめです。
販売所取引は、販売所とユーザーがビットコインをやり取りする方法です。金額を入力して購入ボタンを押すだけで購入できるので簡単に入手できます。
ただし、取引所取引よりもスプレッドが割高になる点がデメリットです。
ビットコインを買う・始める初心者におすすめ仮想通貨取引所一覧
ビットコインを購入するのにおすすめの取引所について、特徴を一覧でまとめました。
取引業者 | ![]() |
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口座開設時間 | 最短1日 | 最短5分 | 最短10分 | 最短即日 | 最短即日 | 最短即日 | 最短1分 | 最短即日 |
銘柄数 | 31種類 | 37種類 | 27種類 | 7種類 | 24種類 | 5種類 | 40種類 | 42種類 |
スマホアプリ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
最低取引数量 (販売所・BTC) | 500円相当額 | 0.00000001BTC | 0.00001BTC | 1円相当額 | 0.00000001BTC | 100円 | 0.00000001BTC | 0.0001BTC |
取引の種類 | 現物取引 (販売所/取引所) | 現物取引 (販売所/取引所) | 現物取引 (販売所/取引所) | 現物取引(販売所) ※KAIAのみ取引所で売買可能 | 現物取引 (販売所/取引所) | 現物取引 (販売所) | 現物取引 (販売所/取引所) | 現物取引 (販売所/取引所) |
レバレッジ取引 最大倍率 | ◯ 2倍 | ー | ◯ 2倍 | ◯ 2倍 | ◯ 2倍 | ー | ◯ 2倍 | ◯ 2倍 |
取引手数料 (販売所) | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり | 無料 スプレッドあり |
取引手数料 (取引所・BTC) | 無料 | 約定数量×0.01~0.15% | Maker:-0.01% Taker:0.01% | ー | Maker:-0.01% Taker:0.05% | ー | Maker:-0.02% Taker:0.12% | 無料 |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | Coincheck | bitFlyer | GMOコイン | LINE BITMAX | SBI VCトレード | 楽天ウォレット | bitbank | BitTrade |
ランキング根拠:2022年8月期ブランドのイメージ調査(おすすめしたい暗号資産取引所No.1)
調査機関:日本マーケティングリサーチ機構
調査期間:2022年7月15日~2022年8月23日、n数:1125/調査方法:Webアンケート
備考:本調査は個人のブランドに対するイメージを元にアンケートを実施し集計しております。本ブランドの利用有無は聴取しておりません。効果効能等や優位性を保証するものではございません。得票数が僅差の競合あり。
ビットコインを買う・始める取引所の選び方
ビットコインの取引を行うには、安心して利用できて使いやすい取引所選びが重要です。ここでは初心者が取引所を選ぶ際に重視したいポイントを3つ紹介します。
①セキュリティの高さは最優先事項
すでに解説したとおり、ビットコインはオンラインで取引できるデータ上のお金です。取引所がハッキングされ、保管されていた仮想通貨が流出する事件は何度も発生しています。
セキュリティ対策が万全の取引所を選ぶことは絶対条件といえるでしょう。各取引所がセキュリティ対策をアピールしているので、しっかり確認しておきたいところです。
- 預り金は経営資金とは完全に分離して管理
- SMS・デバイスによる2段階認証
- SSL暗号化通信
現在では業界でも指折りのセキュリティが実現しているので、セキュリティ対策を重視したい方には特におすすめできます。
②ツール・アプリは見やすいほど良い
ビットコインは24時間365日いつでも取引できます。
休日に外出したり自宅で休んだりしている時でも常にチャートが動いています。他の投資方法と比べてもスマホアプリを活用する機会は多いです。
取引所を選ぶ際は、スマホアプリの使い勝手ができるだけ良好なものを選びましょう。シンプルな画面構成で操作方法がひと目で分かるアプリを利用できる取引所がおすすめです。
使いにくいアプリの場合、誤操作によって思わぬ損失を被ることも考えられます。
③手数料ができるだけ安い取引所を選ぶ
ビットコインは長期での取引がおすすめですが、手数料はできるだけ安いに越したことはありません。
各取引所の手数料やスプレッドを比較し、できるだけ安いところを選びましょう。取引手数料は多くの取引所で無料とされていますが、なかには有料の取引所もあります。
④取り扱い銘柄が多い取引所を選ぶ
初心者が暗号資産を取引する場合、時価総額がもっとも大きい「ビットコイン」がおすすめです。
ただ、将来的にはビットコイン以外の「アルトコイン」にチャレンジするのも良いでしょう。
ビットコインの欠点を改善する形で、それぞれのアルトコインごとに尖った特長をもっています。
有望なアルトコインに投資することができれば収益の幅も広がり、複数の資産に投資することによるリスクヘッジも期待できます。
そこで、取引所・販売所を選ぶ際は、「取り扱い銘柄数が多いかどうか」をチェックしましょう。
ラインナップが豊富であるほど選択肢の幅が広がりますし、急激な値上がりに乗る形で利益を獲得できる可能性も上がります。
値上がりしている暗号資産に投資したくても、口座を持っている暗号資産取引所のラインナップになければ、そもそも投資することができません。
⑤取引できる方法が多い取引所を選ぶ
暗号資産取引所のなかには、以下のいずれかのパターンが存在します。
- 取引所と販売所の両方を扱っている
- 取引所と販売所の片方のみ扱っている
取引所はユーザー同士の板取引を行うのに対し、販売所は暗号資産取引所とユーザーの取引になる点で異なります。
たとえばDMM FXを利用しているなら、DMM FXが決めた価格で暗号資産を売ってもらうことになります。
「取引相手が見つからなくて暗号資産を買えない」ことがないので初心者向けですが、販売所で仮想通貨を購入する場合は「スプレッド」と呼ばれる手数料が発生するのがネックです。
コストを抑える意味では、ユーザー同士で取引できる「取引所」が有利です。
両方を扱っている暗号資産取引所を選ぶことで、状況次第で両方のメリットを享受できるでしょう。
ビットコインを始める初心者におすすめの取引所ランキング【2025年版】
ビットコインは仮想通貨の基軸通貨とも言われており、基本的にどの取引所でも取引できます。
同じビットコインでも、取引所の使い勝手やサービスによって自身に合う取引ができるか異なるため、取引所ごとの特徴を掴むことが重要です。
ここではビットコイン取引におすすめの取引所と、その特徴を紹介します。
Coincheck(コインチェック)は国内暗号資産アプリDL数No.1

【Coincheck おすすめポイント】
- マネックスグループ傘下の安心感
- 取引手数料・入金手数料が無料
- 最小500円でビットコインが手に入る
Coincheck(コインチェック)は、東証プライム市場に上場しているマネックスグループ傘下の取引所です。
アプリがシンプルで使いやすく、初心者から上級者まで人気があります。
すでに650万人以上のユーザーがコインチェックのアプリで取引していることからも、多くのユーザーの支持を得ていることが分かります。
取扱通貨数は31と豊富に扱っており、「ビットコインから取引を始めて、ゆくゆくは他の通貨(アルトコイン)も取引してみたい」と考えている方におすすめです。
取引所名 | Coincheck(コインチェック) |
最低取引数量(取引所) | 0.005BTC以上 かつ 500円(相当額)以上から |
取扱通貨数 | 31通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込 : 無料 コンビニ入金 : 770円~ クイック入金 : 770円~ |
出金手数料 | 407円 |
bitFlyer(ビットフライヤー)は各銘柄を1円から取引可能

【bitFlyer おすすめポイント】
- ビットコイン取引量が8年連続で国内No.1
- 創業以来ハッキング被害ゼロの高いセキュリティ
- 1円から取引可能
bitFlyerは、日本を代表する暗号資産取引所として高い評価を得ています。
ビットコイン取引量が8年連続で国内No.1を維持し、創業以来ハッキング被害ゼロという実績が、その信頼性とセキュリティの高さを示しています。
使いやすさも特徴で、初心者向けの直感的なインターフェースと上級者向けのbitFlyer Lightningプラットフォームを提供しています。取引オプションも豊富で、現物取引、レバレッジ取引、CFD取引など多様な形態を用意し、すべての銘柄で1円から投資可能です。
bitFlyerクレジットカードやTポイント交換サービスなど、ユニークな付加価値サービスも展開しています。また、取引手数料が無料で、一部の銀行からの入金手数料も無料という点もメリットです。
取り扱い通貨数はやや少ないものの、主要な仮想通貨はカバーしています。安全性と利便性のバランスが取れた取引環境を求める投資家にとって、bitFlyerは魅力的な選択肢となるでしょう。
取引所名 | bitFlyer(ビットフライヤー) |
最低取引数量 | 購入:1円~ 売却:0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 9通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料(スプレッドあり) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 300円 |
楽天ウォレットは最短即日で口座開設可能、楽天ユーザーに最適

【楽天ウォレット おすすめポイント】
- 楽天ポイントをビットコインに交換できる
- 最短即日で口座を開設できる
楽天ウォレットは楽天グループに属する取引所です。
楽天ポイントをビットコインに交換できるのがメリットで、最低100ポイントから1ポイント1円相当で交換できます。ある程度のポイントが貯まれば現金の出費なしで仮想通貨取引を始められます。
持っているビットコインを楽天キャッシュにチャージすることで、楽天市場での買い物に利用することも可能です。
取引で利益を得るだけでなく、買い物でも仮想通貨を利用したい方におすすめの取引所といえます。
口座開設は最短即日と非常にスピーディなのも特徴です。楽天銀行に口座を持っている場合は本人確認手続きが必要なく、楽天銀行に口座を持っていなくても「らくらく本人確認」を利用すればオンラインで手続きが完結します。
取引所名 | 楽天ウォレット |
最低取引数量 | 購入:100円 売却:0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 9通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料(スプレッドあり) |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 300円 |
LINE BITMAX(ビットマックス)は仮想通貨貸出サービスがありLINEで便利に利用できる

【LINE BITMAX おすすめポイント】
- 仮想通貨貸出サービスが利用できる
- スマホだけで簡単口座開設が可能
LINE BITMAX(ライン ビットマックス)は、LINEのグループ会社が運営する仮想通貨取引所です。スマホアプリLINEのグループらしく、スマホだけで本人確認も口座開設手続きも完了させることができます。
保有している仮想通貨を貸し出して利益を得られるサービスも提供しており、長期的に稼ぐことも可能です。
公式ブログでは「ビットコインの仕組み・使い方」「本人確認の手順」などの基本的な内容を紹介しています。
仮想通貨初心者でも取引に必要な最低限の知識を身につけられるでしょう。
取引所名 | LINE BITMAX(ビットマックス) |
最低取引数量 | 1円相当額 |
取扱通貨数 | 7通貨 |
取引手数料(取引所) | メイカー:-0.01%テイカー:0.05% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 400円(銀行口座) |
GMOコインは手数料無料で取引に余計なコストがかからない

【GMOコイン おすすめポイント】
- 東証プライム上場GMOインターネットの傘下
- 取引手数料・入出金手数料・送金手数料が全て無料
- レバレッジ取引にも対応
GMOコインは「GMOインターネットグループ」傘下にある仮想通貨取引所です。GMOクリック証券で培われた万全な管理体制と、抜け目のないセキュリティ体制が整っています。
レバレッジ取引にも対応しており、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
取引所名 | GMOコイン |
最低取引数量 | 0.0001 BTC |
取扱通貨数 | 20通貨 |
取引手数料(取引所) | 通貨により手数料が異なる |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
SBI VCトレードは初心者でも使いやすいシンプルな画面で取引できる

【SBI VCトレード おすすめポイント】
- レバレッジ取引にも対応
- 取引画面がシンプルで見やすい
SBI VCトレードは、ネット証券最大手のSBI証券などで構成されるSBIグループ傘下の取引所です。
仮想通貨の取引通貨数は7種類と他社よりも少なめですが、「ビットコイン」や「リップル」などの主要通貨に加えて、「LINK」「DOT」など将来性が高い通貨も扱っています。
取引画面はシンプルで分かりやすく設計されたインターフェースのため、初心者でもスムーズに利用できるでしょう。
取引所名 | SBI VCトレード |
最低取引数量 | 0.0001BTC |
取扱通貨数 | 24通貨 |
取引手数料(取引所) | メイカー:-0.01% テイカー:0.05% |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
BitTrade(ビットトレード)は安全性が高く費用負担も心配なし

【BitTrade おすすめポイント】
- 暗号資産を100%コールドウォレットで管理
- システム管理を24時間365日間実施
- 各種手数料が無料
BitTrade(旧・フォビジャパン)は、セキュリティ対策が万全でサービス開始以来一度もハッキング被害を受けていない仮想通貨取引所です。
顧客の暗号資産はすべてコールドウォレットで管理されており、インターネットから切り離された状態で安全性を確保されています。
口座開設や維持管理にかかる手数料はかからず、BTC/JPY・ETH/JPY・XRP/JPYの3銘柄については取引手数料もかかりません。
人気銘柄をコストをかけずに取引したいと考えている人におすすめです。
取引所名 | BitTrade(ビットトレード) |
最低取引数量 | 0.0001BTC |
取扱通貨数 | 39通貨 |
売買手数料 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 日本円/330円暗号資産(BTC)/0.0005 |
BITPOINT(ビットポイント)は将来性が期待できるアルトコインの取扱が多い

【BITPOINT おすすめポイント】
- 暗号資産取扱数でNo.1を誇る暗号資産取引所
- 各種手数料が無料
- 将来性に期待できるアルトコインの扱いが多い
入金~取引~出金までのプロセスで何かしらの手数料が必要になる暗号資産取引所も多いなか、BITPOINTでは「取引手数料」「即時入金手数料」「入出金手数料」「口座管理料」の全てが無料で利用できます。
さらに、時価総額ランキングで上位を占める信憑性の高いアルトコインの取り扱いも豊富です。
イーサリアムやリップルはもちろん、「ポルカドット」「ジャスミー」「エイダ」「ディ―プコイン」「クレイ」なども扱っており、上級者も満足できるラインナップといえます。
スマホから取引できるアプリもあり、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
取引所名 | BITPOINT(ビットポイント) |
最低取引数量 | BITPOINT PRO:0.0001 BTCBITPOINT:0.00000001BTC |
取扱通貨数 | 27通貨 |
取引手数料(取引所) | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
「ビットコイン」とは仮想通貨の一種で現物がないデジタル通貨
ビットコインは仮想通貨の1種で、サトシ・ナカムラと名乗る人物が書いた論文から生まれました。
名前に「通貨」とあるように日本円や米ドルと同じお金ですが、目に見えるものではなく電子データのみの存在です。
また、日本円や米ドルといった法定通貨のような中央銀行が存在せず、ブロックチェーンという技術によって安全性が確保されています。
ブロックは「取引履歴を暗号技術によって過去から1本の鎖のようにつなげ、正確な取引を維持しようとする技術」のことです。ブロックチェーンはこのブロックが複数連結して作られています。

画像引用:NTT Communications|意外と知らない?ITトレンド用語
ブロックは、合意された取引記録の集合体と、各ブロックを接続させるための情報(前のブロックの情報など)で構成されます。
ある取引について改ざんを行うためには、それより新しい取引についてすべて改ざんしていく必要があり、ハッキングなどのサイバー犯罪は実質困難です。万が一不正を発見すれば即座に痕跡をトレースできます。
ビットコイン・仮想通貨の取引方法
ビットコインの取引方法には、大きく分けて以下の4つがあります。
- 現物取引
- 積立投資
- レバレッジ取引
- レンディング
それぞれにメリットとデメリットがあり、初心者向けか上級者向けかも異なります。
取引方法ごとの特徴を理解して使い分けることが大切です。
ここからは上記4つの取引方法の特徴について見ていきましょう。
1.現物取引とは実際に暗号資産を購入・売却する手法のこと
現物取引は文字通り、暗号資産を実際に購入・または売却することです。
株の現物取引と同様で、取引して手に入れた暗号資産は実際に保有していることになります。
店舗で服や靴を買えば自分のものになるように、取引した暗号資産(ビットコインなど)が自分のものになるイメージです。
仕組みがシンプルで分かりやすく、損失は最大でも「購入した金額」までに抑えられます。
よって、初心者の方はまず現物取引から始めるのがおすすめです。
2.積立投資とは定額のビットコインを積み立てて投資する手法のこと
積立投資は「一定のタイミングで定額を積み立てで投資する」方法のことです。
価格が上がっても下がっても気にせず一定額をコツコツと投資していくので、詳細な分析をして買い時を見極められない人でもビットコイン投資を始めることができます。
また、積立投資のメリットとして、投資によくある買った直後に価格が下落して損失を抱える「高値掴み」を防ぐことができる点があります。
積立投資は「日本円で1万円分」といったように、一定金額をコツコツと購入し続ける方法です。
この方法なら値上がりしているときは1万円分で購入できるビットコインの数量が少なくなり、安いときは同じ1万円でより多くの数量を購入することができます。
よって「高い時には購入数量を抑える」「安い時に大量に仕込む」という流れが自動的に行われることになるのです。
3.レバレッジ取引とは証拠金を預けることで高額取引を可能にする手法のこと
レバレッジは「てこの原理」を表す言葉で、投資の世界でレバレッジ取引といえば「資金を証拠金として預けることで証拠金の何倍もの取引ができる」という手法を指します。
国内の暗号資産取引所では、最大2倍のレバレッジをかけることが可能です。
たとえば1BTC=250万円として、入金額が250万円の場合、現物取引なら購入できる数量は1BTCまでです。
レバレッジ取引では250万円を証拠金にすることで、最大で500万円分の2BTCを購入することができます。
ただし、レバレッジ取引は「差金決済」という方法をとっており、現物を保有するわけではありません。
現物を持たず、買いと売りの差額で決済を行います。
よって高い時に「売り」を行い、あとから安く買い戻すことで利益を得ることも可能です。
ただし、元手の2倍の取引ができて効率的な反面、リターンもリスクも最大2倍になることを覚えておきましょう。
4.レンディングとは預けた暗号資産から利息を得る手法のこと
レンディングは、保有する暗号資産を取引所に貸し出すことで、金利から計算される暗号資産を利息として受け取る方法です。
1%以上の金利が設定されることも多く、金利が0.01%程度の預貯金と比べれば圧倒的に有利な条件といえます。
ただし、貸し出している間は自由に売却することはできません。
貸し出しているあいだに貸したコインの価値が暴落したとしても指をくわえて見ていることしかできず、結果的に大損するリスクもあります。
ただ、長期的にみればビットコインやイーサリアムのようなメジャー通貨は右肩上がりをしており、これまでのような長期的な値上がりを期待するなら有効な投資方法といえます。
目の前の価格下落に一喜一憂しない、長期の投資をする人なら初心者でもおすすめです。
おさえておくべきビットコイン投資のメリット・デメリット

ビットコインは値動きが激しく、上手く波に乗れば大きな利益を得ることも可能です。逆に、高値掴みしてその後に急落すると、一時的に大きな含み損を抱えることもあります。
ビットコインで取引を始める前に、魅力的なメリット以外に注意しておきたいデメリットも知っておきましょう。
ここでは取引を始める前に知っておきたいメリット・デメリットを紹介します。
ビットコインの5つのメリット
ビットコインの代表的なメリットは以下のとおりです。
1.タイミング次第で大きな利益を得られる可能性がある
ビットコインは、株式投資やFXと比較して値動きが激しいという特徴があります。ビットコインを入手するタイミングによっては、大きな利益を得られることも珍しくありません。
例えば2024年にビットコイン価格は大きく上昇しました。
2024年1月には約690万円でしたが、12月16日には約1,660万円まで上昇しています。わずか11ヶ月ほどで2倍以上の値段となりました。
2025年1月10日現在では1,480万円前後を推移しています。
2024年11月の米国大統領選でトランプ氏が勝利したことも、ビットコイン価格の上昇に寄与しました。今後も大きな値上がりで莫大な利益を得られる可能性があります。
さらに、ビットコインはFXのように「レバレッジ取引」を行うこともできます。
少額で大きな金額を取引できるレバレッジなら、さらに大きなリターンを狙うことも可能です。
ただし、ビットコインの価格は予測が難しく、大きな変動リスクがあることにも注意が必要です。

画像引用:Google
2.24時間365日いつでも好きなタイミングで取引できる
ビットコインに限った話ではありませんが、仮想通貨は24時間365日いつでも取引できます。
株式投資の場合、通常は平日の9:00~11:30、12:30~15:00までしか取引できません。FXは平日ならほぼ24時間取引できますが、土日はお休みです。いずれも取引時間に制限があります。
一方、ビットコインをはじめとした仮想通貨なら24時間いつでも取引できます。ライフスタイルに関係なく平等に稼ぐチャンスがあるのは、仮想通貨ならではのメリットです。
3.スマホアプリがあれば、どこでも取引できる
「暗号資産のトレード」と聞くと、プロが何台ものパソコンを並べて取引するようなイメージがありませんか?
もちろん、そのような形で株やFX、暗号資産を取引する人もいるでしょう。
ただ、初心者の方が暗号資産を始めるくらいであれば、高価なPCは必要ありません。
スマホアプリが1台あれば、暗号資産の取引はすぐにできます。
暗号資産は24時間変動しているため、いつでも利益を得るチャンスがあります。
通勤や休憩のわずかな時間を利用し、ワンタップで気軽に取引して利益を狙うこともできるでしょう。
4.取引以外に世界中の決済手段で利用できる
日本では米ドルがほぼ利用できず、外国の方が日本で現金による買い物をしたいなら日本円に両替する必要があります。
日本人が海外に行く場合も同様です。両替所で手続きする手間や手数料が必要で、煩わしさを感じることも少なくありません。
一方のビットコインは中央銀行が存在しない通貨であり、世界中で利用できます。世界のどこに行っても両替の必要がなく、ビットコインによる決済を認めている店なら世界中どこでも利用できます。
5.個人への送金が容易
法定通貨を遠方に住む家族や知り合いに送りたい場合、銀行などの金融機関を通じて送金する必要があります。
ビットコインの場合、個人が持つ「ウォレット」に直接送金が可能です。緊急で送金しなければいけないケースでも、待ち時間や手続きなしですぐに送金できます。
送る側と受け取る側がインターネットにつながる環境があればすぐに受け取りができるため、急ぎの時ほど真価を発揮するでしょう。
仲介業者が存在しないため、手数料も格安です。
ビットコインの4つのデメリット
ビットコインの代表的なデメリットは以下のとおりです。
1.値動きが激しい分リスクが高い
ビットコインの値動きが激しいことはすでに紹介しましたが、値動きが激しいということは大きな利益を得られる可能性がある反面、逆に大きな損失を被る可能性もあるということです。
2021年11月8日に約765万円を記録したビットコインはその後に下落し、2022年1月22日には約399万円と2ヶ月半で約半分の価値まで急落してしまいました。
2021年11月8日前後に高値掴みしてしまった方は大きな含み損を抱えてしまったことになります。
対策としては資産を一度に投入しない「分散投資」「長期投資」を心がけることが挙げられます。
毎月の値動きに関係なく一定金額を投資することで、平均購入単価を引き下げることも可能です、
また、初心者がレバレッジ取引に手を出すことは避けた方が無難です。元々の値動きが激しい仮想通貨にレバレッジをかけると、想定外の損失が発生する場合があります。
2.過去にはハッキング事件が起きている
ビットコインはネットに存在する電子データであり、ハッキングされる危険性があります。
仮想通貨事態のブロックチェーンが突破されたことはありませんが、暗号資産取引所を狙った大規模なハッキング事件が複数発生しています。
これらの事件を受けて、日本の暗号資産取引所に対する規制は厳しくなっており、セキュリティ強化が業界全体の課題となっています。
ユーザーも個人でできる限りの対策を講じる必要があると言えます。
取引所を選ぶ際は、できるだけ強固なセキュリティ対策を施しているところを選びましょう。
例えば「bitFlyer(ビットフライヤー)」では投資家から預かる資金とビットフライヤーが保有する資産は明確に区分して管理されており、オフラインのコールドウォレットにより80%以上を保管しています。
ビットフライヤーがハッキング攻撃されたとしても、コールドウォレットに保管されているものにアクセスされる心配がありません。
3.中央銀行のような通貨価値を保証してくれる機関がない
ビットコインは日本円や米ドルのような中央銀行が存在しません。通貨の発行体がないということは、通貨価値が保証されていないことを意味します。
その時の景気動向や世界の状況、ビットコインに対する需要によって価値が急激に変動することになります。
価格の下降局面であっても、法定通貨のように中央銀行が価値を保証してくれるということがありません。
ビットコインに関して言えば新興国の法定通貨として採用されるなど需要が増していますが、アルトコインは無価値になる可能性も考えられます。
4.課される税率が株式より高くなる
ビットコインに課される税金の税率が、ほかの投資方法よりも高くなる可能性がある点に注意しましょう。
株式投資や投資信託、FXの売却益にかかる税率は、所得税と住民税を合わせて20.315%です。
一方のビットコインを始めとした仮想通貨の利益は雑所得に分類され、他の所得と合算する総合課税です。
所得税は最大45%で、住民税の10%を含めると最大55%の税金が課される可能性があります。
ビットコインの価格推移を把握し買い時を見極める
ビットコインは暗号資産の中でも基軸通貨といえる存在であり、その値動きは他の暗号資産(アルトコイン)にも影響を与える場合があります。
イーサリアム(ETH)などのアルトコインをメインで取引したい方でも、ビットコインの値動きを把握しておくことは重要です。
現在のビットコインの値動きは、以下のようになっています。
2025年1月現在、ビットコインの価格は約100,000ドル(約1,500万円)前後で推移しています。
これは2024年の年初から約140%の上昇を示しており、暗号資産市場の強い上昇トレンドを反映しています。
2024年の価格推移

・年初来のパフォーマンス:2024年はビットコインにとって非常に好調な年となっており、年初来のリターンは約138.76%に達しています。
・最高値:2024年12月中旬に108,000ドル(約1,600万円)を超える史上最高値を記録しました。
・最近の調整:最高値から10%以上の調整を経験し、現在は95,000ドル前後で推移しています。
2024年 価格変動の要因
1. ETFの影響
ビットコインETFの承認と運用開始が、機関投資家からの需要を高め、価格上昇の大きな要因となっています。
2.金融政策
米連邦準備制度理事会(FED)の金融政策に対する市場の反応が、ビットコインを含むリスク資産の価格変動に影響を与えています[2]。
3.制度的採用
機関投資家や企業によるビットコインの採用拡大が、長期的な価格上昇トレンドを支えています。
2025年ビットコイン今後の展望
現在の価格レベルは、過去の最高値を大きく上回っており、ビットコイン市場の成熟と機関投資家の参入を反映しています。
しかし、暗号資産市場の変動性は依然として高く、短期的な価格変動には注意が必要です。
長期投資家にとっては、現在の強気相場は好材料ですが、市場のサイクルや外部要因による急激な変動にも備える必要があります。
ビットコインを買う上での知っておきたいコツ・ポイント

ビットコインは仮想通貨のなかでは取引参加者が多く、値動きはアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)と比較してゆるやかです。
ただ、仮想通貨そのものは株・FXと比較して値動きが非常に激しいです。
一時的に暴騰しても、その後に暴落することがこれまで何回もありました。そんな時でも退場せず、長く取引を続けるコツ・ポイントを紹介します。
まずはビットコインを取引しないと始まらない
ビットコインで利益を得る方法について、考え方自体は難しいものではありません。
「安く買って高く売る」というのが基本であり、レバレッジ取引に関しては「高く売って安く買い戻す」ということもできます。
ただ、とりあえず「ビットコインを取引してみる」という点はクリアしないと何も始まりません。
ビットコインは他の投資方法(株・FXなど)と比較しても値動きが激しく、失敗すれば大きく損をする可能性もゼロではありません。
ただ、どんな一流のプロトレーダーも、最初は「とりあえず買ってみる」から始めています。
その上で、何度も失敗しながら成長して一流トレーダーになっているわけです。
今後もビットコインの最新動向については、マクロ経済指標、規制環境の変化、技術的進展などを含めて、総合的に分析していくことが重要です。
その意味で、「怖がらず、まず始めてみる」というのが、ビットコインで利益を出すための最初のコツ・ポイントといえるかもしれませんね。
初心者は少額投資・積立から始める
初心者の方がビットコイン取引を始める場合、少額のビットコインを積立する方法がおすすめです。
価格の変動が激しいビットコインに1回で全額を投資すると、高値掴みしてしまった場合に大きな含み損を抱えることになります。
少額を一定タイミングで投資すると大きな利益を出すことは難しいですが、リスクを抑えた投資が可能です。
初心者は短期売買より長期投資がオススメ
仮想通貨の売買は株式と同じように、短期売買するスタイルと長期保有するスタイルに大別できます。
どのように取引したら良いのか分からない場合、いわゆる「ガチホ」と呼ばれる長期保有がおすすめです。
仮想通貨は短期的には高騰と暴落を繰り返していますが、長期で見れば右肩上がりが続いています。

画像引用:Google
2017年5月に1BTC=約22万円だったビットコインが、2025年1月現在は1BTC=約1600万円と、たった数年で大きく成長していることが分かります。
もちろん過去の話なので、将来ずっと同じように成長できる保証はありません。
ただ、最近も中央アフリカでビットコインが法定通貨として採用されるなど将来に期待できるニュースが相次いでおり、今後も値上がりするのでは?と、期待が高まっています。
万一の事態に備えて複数の取引所を開設しておくと安心
仮想通貨は、複数の口座を同時に開設しておくことをおすすめします。取引所が倒産したり、パスワードを紛失して取引に参加できなかったりする可能性もゼロではありません。
複数の取引所を開設しておけば、残された取引所にログインして取引できます。相場の急変を察知してすぐにログインして対応するためにも、メインに加えてサブの取引所も開設しておくのがおすすめです。
生活資金を注ぎ込まずに余剰資金で取引を行う
ビットコインに限った話ではなく投資全般に言えることですが、投資を始めるなら余剰資金で始めることが大切です。
特に仮想通貨は株式やFXと比較しても値動きが激しく、数ヶ月で価値が2倍になることもあれば、半分になってしまうこともあります。
上昇相場では全財産をつぎ込みたくなりますが、次の瞬間には下落に転じてしまうことも考えられるわけです。
長く取引を続けるためにも、生活の基礎である資金は使わないようにしましょう。
初心者はレバレッジ取引を避けたほうが安全
初心者がビットコインをはじめとした暗号資産で大損するパターンとして考えられるのが「レバレッジ取引で大損する」というものです。
レバレッジは手元の資金よりも多い金額を効率的に取引できる仕組みで、ハイリスク・ハイリターンになります。
ビットコインをはじめとする暗号資産では最大2倍のレバレッジをかけることができます。
成功したときのリターンも2倍ですが、逆に損失を出した場合は2倍の損失になってしまうということです。
入金した金額だけで損失分を支払えない場合、追加入金(追証)が必要になることもあります。
たとえばbitFlyerの追証ルールは以下のとおりです。
1.当社毎営業日午後 6 時 00 分時点で証拠金維持率が 100% を下回っていた場合(この状態を「証拠金不足」といいます)、100% に不足する額を追加証拠金として差入れるよう当社はお客様へ請求します。このとき証拠金維持率は以下の式により算出されます(分子の「損益」には未決済レバレッジポイント損と未決済ファンディングレート損益が算入されます)。
2.未約定の新規注文がある場合、全て失効されます。
3.追加証拠金の差入れが請求された日の当社翌営業日の午後 4 時 59 分(証拠金不足解消期限)までに証拠金不足が解消されず、同午後 5 時 00 分に至った場合、ロスカットルールが適用されます。
引用元:bitFlyer|追証・ロスカットのルールについて教えてください。
追証の状態を解消するには「証拠金口座への日本円またはビットコインの預入」「建玉の一部または全部の決済」等を行う必要があります。
このような事態を避けるためには、「現物取引」のみに集中する方がおすすめです。
現物取引であれば、仮にビットコインの価値が紙くず同然になってしまったとしても、損失の上限はビットコインを購入した代金分までに限定されます。
追証を求められることはなく、「借金を背負うのではないか」という点を心配せずに取引できます。
余剰資金の中から現物取引メインで売買を行い、コンスタントに利益を得られるようになってきてからレバレッジ取引をするかどうか慎重に検討しましょう。
ビットコインを買った後に管理する「ウォレット」とは
ビットコインを購入したあとは、ハッキングのリスクを未然に防ぐためにも「ウォレット」で保管することになります。
ひとくちにウォレットといっても何点かの種類があるので、それぞれの特徴やメリットを事前に知っておきましょう。
ウェブウォレット・モバイルウォレットとは事業者のサーバー内で管理する方法
ウェブウォレットは事業者のサーバー内で暗号資産を管理する方法です。
インターネットにつながる環境であればどこでもアクセスできるのがメリットですが、セキュリティ対策に関しては事業者に一任することになるのが注意点です。
一方のモバイルウォレットは、iPhoneやAndroidのアプリで動作するタイプのウォレットを指します。
スマホで管理することによって、気軽に持ち運びできるのがメリットです。
一般的にモバイルウォレットのほうが、オンラインで管理するウェブウォレットよりは安全性が高いとされています。
ハードウェアウォレット・ペーパーウォレットとは専用のハードウェアで管理する方法
ハードウェアウォレットは、専用のハードウェアで暗号資産を管理するタイプのウォレットです。
一方のペーパーウォレットは「秘密鍵」「秘密鍵を復元するためのパスワード」を紙などの物理的な媒体に保存する手法を指します。
いずれもオンラインではなく「オフライン」で保存することが可能であり、セキュリティ性能が高いというメリットがあります。
ただし、ハードウェアや紙など、媒体そのものを紛失・破損してしまうリスクがある点には注意が必要です。
ビットコインを売却するには
十分に仮想通貨が値上がりして含み益が得られたら、今度は売却を検討しましょう。
売却のための流れは購入方法とほとんど同じです。
アプリを使ってビットコインを売却する方法
暗号資産取引所からアプリが提供されている場合、アプリを利用して保有するビットコインを売却することも可能です。
アプリごとに細かな手順は異なる場合もありますが、大きな流れは以下のようになっています。
【アプリでの売却方法】
1.暗号資産取引所のアプリを起動する
2.売却する通貨を選ぶ
3.『売却』のボタンを選択する
4.売却したい数量を選択する
5.日本円への換算金額等が表示される
6.売却を決定する
【WEB上で売却する方法】
WEB上で売却する場合も、アプリと大きな流れは変わりません。
取引所では売買区分で「売り」を選択し、購入したい数量と日本円の注文レートを入力します。販売所ではコイン売却を選択し、売却数量を入力して売却するだけで完了します。
取引所でも販売所でも、取引の内容が「売り」になっていることだけは間違いなく確認しましょう。
取引の種類が「買い」になったままの場合、売りたい金額で買い注文が出てしまいます。
入金額が買い注文に満たないと買い注文が発注されることはありませんが、売り注文をし直しているあいだに価格が変動して希望価格で売れなくなる可能性もあります。
ビットコインの始め方・買い方に関するQ&A
最後に、ビットコインの始め方・買い方に関して初心者が抱きやすい疑問と、その回答をまとめました。
Q:取引所と販売所の違いは何?
A:ビットコインの取引所・販売所の違いを簡単に説明すると以下のとおりです。
- 取引所:ユーザー同士で売買を行う場所
- 販売所:ユーザーと業者が売買を行う場所
取引所は株式投資と同じ方式で、株式投資の経験がある方には馴染みのある方法です。
販売所はビットコインを扱う業者から購入する方式です。簡単に購入できる反面、取引所よりもスプレッドが広く、結果的に取引所よりもコストが多くかかります。
Q:ビットコインは最低いくらから購入できる?
A:ビットコインの最低購入数量は取引所によって大きく異なります。
たとえばコインチェックの取引所でビットコインを購入する場合、0.005BTC以上かつ 500円相当以上が条件です。
2025年1月10日時点で1BTC=約1,480万円なので、0.005BTCを日本円に換算すると約74,000円で購入できることになります。
一方、販売所は500円からの購入が可能です。
少額で取引するには販売所の方が適しているといえます。取引所や販売所の最低取引数量は取引所によっても異なるため、気になる取引所の購入数量を比較してみましょう。
Q:ビットコインを始めるとどんな税金がかかる?
A:ビットコインで利益を得た場合、その利益が20万円以上なら確定申告を行ったうえで所得税の納税が必要です。
株式投資と異なり、ビットコインは雑所得として総合課税になります。総合課税制度とはほかの所得を合計して所得税額を計算する方式です。
総合課税では課税対象額が増えるほど、税率も増える累進税率で計算されます。所得税の税率は5%~45%の7段階に区分されており、仮想通貨の利益が大きいと所得税だけで最大45%になってしまうのです。
ちなみに株式投資は申告分離課税であり、他の所得と合算しないで税金を計算できます。税率は20.315%で固定です。
【まとめ】総合的に判断して自分にあった取引所を選ぼう
今回はビットコイン取引を始めるのにおすすめの取引所と、始め方・買い方の基本について解説しました。
紹介した取引所はいずれもセキュリティ対策がなされた安心な取引所ですが、取引できる通貨の種類や手数料体系に違いがあります。
「コスト」「サービス」「アプリの使い勝手」などから総合的に判断して、自身にもっとも有益な取引所を選びましょう。

小林綾乃
大学卒業後、銀行に入行。事務職を経て、約14年間、個人向けの資産運用コンサルティング業務に従事。
その後、銀行系証券会社へ出向し約2年間、資産運用コンサルティング業務に従事。
中立的な立場からお客様の豊かな人生に役立つご提案をしたいと思い、現職であるバリューアドバイザーズに入社。