2022.03.04
こんな投信買っていませんか?
アクティブファンドの運用方針は日経平均やアメリカのS&P500などの市場全体の平均的なリターンを上回る成果を得ることです。
ほとんどのアクティブファンドは、市場全体を参考指標として採用しています。
そのため購入前には、市場平均と比較して上昇しているのか、値動きは激しくないのか、などを精査する必要があります。
(2)分散投資ができていない。
「卵は一つのかごに盛るな」は分散投資を表現している言葉です。
例えば不動産に集中投資してしまうと、地震などの災害を受けて資産価値が大きく下がってしまう可能性があります。
投資信託に関しても考え方は同じです。
バイオやSDGsなどの特定の株式の投資しているファンドの場合、その業界に不測の事態が起きると大きく値下がりしてしまう可能性があります。
そのため、株式だけでなく不動産や債券など幅広い資産を全体の保有資産から考えてポートフォリオを組むと良いでしょう。
(3)設定して間もない。
投資信託ではよく販売資料に「シミュレーション」が記載されています。
しかし、実際に運用したデータではないので注意が必要です。
販売会社にとって都合のいいデータを資料に使うことは当然のことなので、実際に今後その運用が継続できるのかはギャンブルに近いものがあります。
そのため、新規設定されて間もない場合は様子見をすることも大切です。
(4)毎月分配型
最近はそこまで人気ではありませんが、一時期流行った毎月分配型投資信託。
今でも上位に入っている人気ファンドもあります。
毎月分配型の問題点は、そのほとんどが元本を取り崩しながら分配されていることです。
QUICK資産運用研究所が開発したファンドの分配金の中身を分析する手法によると、2018年7月時点では9割の分配金が元本を取り崩しで支払われていました。
そのため、1000万円投資した元本が、気づいたら100万円ほどになっていたというケースも少なくありません。
対策として、最近では投資信託の定期売却サービスを提供している証券会社もあります。
投資額が今いくら必要なのか計算し、無理のない1~5%の範囲で取り崩しをすることで資産寿命を延ばしながら運用することができます。
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