投資信託で成功するのはカンタン?投資タイミングを狙うと上昇に乗れないことも

投資を行う方は誰しも、一度は安く買って高く売りたいと考えることでしょう。

しかし、現実ではなかなかうまくいきません。

今回は、なぜタイミングを図ることが難しいのか見ていきたいと思います。

 

2006年1月から代表的資産の一つである米国株式に投資した場合、保有し続けると2021年1月現在資産は約2.8倍に成長しました。その一方で、投資タイミングを見誤って市場が大幅に上昇する前にいったん投資を終え、その後に再開するといった行動をとった場合、たった10日間の大幅上昇日を逃しただけで約32%の上昇と大きな差が出ました。

 

 

15年間の間でたった10日の上昇を買い逃してしまうだけで大きく運用成果は変わってしまうのです。

もちろん、市場の下落前にいったん投資をやめ、その後再開できた時には大きな収益を得ることができます。しかし、あくまで超短期のタイミングにかける投機的な行動になってしまいます。

このように売買のタイミングを図ることは、簡単なことではありません。

 

欧米のアドバイザーは、20年以上前から頻繁な売り買いはせずに投資信託を活用しています。

その理由としては、

1、投資信託を活用することで、広く分散することができる

2、売り買いの目的も相場を予想するものではなく日々動く資産を最適なバランスに修正するため

です。

つまり欧米では、相場に一喜一憂せずに資産を増やすことが主流になっているのです。

これをお読みになっているあなたは、この考え方をお持ちでしょうか。

今の運用方法を見直したいと思われた方は、資産運用の頼れる相談先である【IFA法人・バリューアドバイザーズ】までお問い合わせください。

長期で投資を継続する効果を認識したうえで、冷静な投資行動をとれるよう心がけましょう。

 

 

 

 

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