証券会社での相続手続き

証券会社の相続手続きについてご説明します。

証券会社の相続手続きは原則、名義変更が必要です。
被相続人が亡くなった時点で、売却や解約されるということは原則ありません。

ほとんどの商品は、(遺言がある場合を除き)遺産分割協議を経て相続人に名義変更の手続きを取っていただくことになります。

また名義変更を行う際の必要書類として、

  1. 被相続人の出生から死亡までの連続した「戸籍謄本」
  2. 法定相続人全員の「戸籍謄本」(原則、6ヵ月以内発行のもの)
  3. 法定相続人全員の「印鑑証明書」(原則、6ヵ月以内発行のもの)
  4. 証券会社所定の相続手続き書類

が必要となります。

もし、「遺言書」や「遺産分割協議書」がある場合は、必要書類が異なることがありますので、取引先の証券会社にお問い合わせください。

証券会社の相続手続きで気を付ける点として、銀行や信用金庫などと違い、日々値動きがある商品が多いため、円滑に相続手続きを行わなければ、思った通りの価格(金額)で相続できない場合があります。

また相続する商品もしっかり選別する必要があります。

将来的なことは誰にもわかりませんが、「将来性のある商品」と「見通しの悪い商品」を前もって分析しておくのをおすすめします。

例えば株式なら、「テーマ性」「業績」「財務力」「株主還元」「経営者資質」などを予め調べておくと、相続した後も自信を持って保有できるのではないでしょうか?

今まで証券を保有したことがない方は、いきなり証券を相続するというのは非常に敷居が高く感じるかもしれません。もしくは証券会社の言いなりになってしまい過度に手数料が取られるのではないかというご不安もあるかもしれません。そういう時は、セカンドオピニオンでIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)に相談してみることをおすすめします。IFAは特定の証券会社に属さず、独立して活動する資産運用コンサルタントです。欧米諸国では、医者・弁護士に次ぐ資産運用のかかりつけとして広く認知されています。

 

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